GLOSSARY / クラブ構造
マッスルバック
Muscle Backヘッド背面が平坦・肉厚な設計のアイアン。打感の伝わりやすさと操作性が特徴。
マッスルバックとは、ヘッド背面を肉抜きせず、金属の塊に近い均一な肉厚を保ったアイアンの設計形式だ。「ブレード」とも呼ばれる。軟鉄鍛造(フォージド)モデルに多く採用されている。
重心がフェース面に近い位置にあるため、インパクトの感触(打感)がダイレクトに伝わりやすいとされる。また、フェース角やロフト角を意図的に操作するショット(いわゆる「球を操る」プレー)がしやすいという特性もある。
一方で、芯を外したときの慣性モーメント(MOI)はキャビティバックより低く、ミスショット時のヘブレが大きくなる傾向がある。「芯を外したときの影響が大きい設計」という点は客観的な設計上の特性だ。「上級者向け」というラベルは慣習的に使われることがあるが、そのクラブが自分に合うかどうかはスイングレベルだけで決まるものではなく、フィッティングで確認することが重要だ。
キャビティバックと比較して優劣をつける表現は正確ではない。どちらが「本来のゴルフ」かという観点での記述は行わない。
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ソール幅
クラブヘッドのソール(底面)における前後方向の幅のこと。設計によって広さが異なり、芝やコース条件との相性に影響するとされる。
CNCミリング
コンピュータ制御(CNC:Computer Numerical Control)によって工作機械を動かし、金属などの素材を削り出して形状を作る加工方法。鍛造・鋳造とは目的・工程が異なる製造方法であり、「CNC=高品質」「CNCは鍛造より上」のような単純な優劣判断は正確ではない。
コンデンス鍛造
スリクソンが用いる独自の鍛造設計。ネック部を強化することで、従来は角度変化が懸念され採用が難しかった非常に軟らかい軟鉄『S15C』のアイアン採用を可能にする。
ピュアフレーム
スリクソンのアイアンのバックフェース構造。打点位置に合わせて肉厚部を配置・拡大し、インパクト時の変形量を抑えて打感を締める。